ボクの上司はアメリカ人

外資系企業に勤めて9年目。日々起こるフラストレーションとハピネスのブログ。

僕の上司トーマス

トーマスはアメリカ人。

西海岸出身の50歳。

日本支社に赴任してから15年。

住まいは麻布十番。趣味はゴルフ 、ハンディシングルの腕前。

一人娘は5歳。奥様は旧ソビエト連邦の一国出身。

日本語は観光に困らない程度話せて、文字は漢字が読めるため意味が理解できる。

日本語の話し言葉は尊敬・謙譲・丁寧語などまわりくどい表現を使わない限り7割程度理解できる厄介なレベル。

 

性格は、感情的。憤慨した時とストレスに耐えかねた時はアンガーマネジメントが必須なレベル。大の皮肉屋。ビッグマウス

時間は大概守らない。悪いことは大概人のせい。

 

良いところもあります。

感情の起伏が大きいため、優しい時とはとことん優しい。素直。隠し事が得意ではない。相手を理解する努力がある。家族想い。人の努力や苦労を認める。

 

そんなトーマスがリーダーのチームに配属になり、下についてから9年。

トーマスがチームリーダーから、営業部長を経て、日本支社長になって今3年目。

 

日増しに仕事をしなくなり、いや、できなくなり、リーダーシップが低下し、努力もしなくなる。駐在員ステータスを失わないように、そして解雇にならないようアメリカ本社へのゴマスリが顕著。その分、責任とタスクが部下に垂れ流し。仕事人としても人間として筋がブレブレで一人で意思決定できないものだから、トーマス支社長としてのファンクションに疑問しか感じない社員が多数の中、一番長く一緒に働いているボクのストレスも限界を越えることが多くなってきたところ。

 

とりあえず、席替えでトーマスから一番遠く離れてみた8月下旬でした。